丸亀市出身の生け花作家中川幸夫氏が、ご自身で撮影された写真作品、13点が5月から
約4ケ月間、ニューヨークで開かれる展覧会に出品が決まりました。
中川氏は、2005 年宮城県美術館、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で展覧会を開き、写真、
書、ガラス、花楽と様々な表現手段で人々を驚かせました。
中でも写真は、現代美術作品としでの価値が高く、パリのカルティエ美術館、ドイツ銀
行、 神奈川県立美術館、 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、 豊田美術館、 金沢布 21 世転美
館、豊田市美術館など多数の美術館に収蔵されています。
氏は、作品が出来上がると、プロ写真家に撮影を依頼していましたが、扱う素材が花と
いう生き物で、時々刻々変化するため、タイミングを失することが多く、不満に思って
い
ました。ならば、自分の家で作る作品は、自分で撮影しようと決め、1985年前後から多く
の作品が中川氏自身の撮影で完成されました。
余りにも特異な発想、表現の作品群は現代美術としての評価が高まり、昨年10月には国
際交流茎金がインドのニューデリーの国立近代美術館で開催した、「消失点一現代日本の美
術」展で 写真作品 12 点が 出品されました。 それに続き、今回は ニューヨークの ICP
(International Center of Photography)で開催される「Heavy Ligh;近年の日本の写真
とビデオ」展に出品が決まりました。
この展覧展は、 近年の日本のアートと現代文化の動向を反映した、 写真とビデオ作品を
紹介することを目的としています。また、会場のICPは1974年にコーネル・キャパ(口
パート・キヤパの弟)によって設立された国際写真センターで、 写真界では著名で由緒あ
る会場です。
展覧会の詳細は下記の通りです。
展覧会名 Heavy Light;Recent Photography and video from Japan
会場 lnternational Center of Photogtraphy
会期 2008年5月16日から9月7日まで。
その後牝米の美術館を巡回する予定です。
出品作品名
「怒り葉」「ヒゲ」「誇り高くj「たにごえ」「連繋の肖像」「風の塔」「泉」「骨(コツ)」
「魔の山」「死の島」「墓標」「チューリップ星人」「大野一雄に捧ぐ」。以上 13 点
お問い合わせは、Eメール photos@w2.dion.ne.jp
電路 0877・28・2652 中川幸夫事務所 新居まで。
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