■ 略 歴 1955 岡山県倉敷市生まれ 【個 展】1984より 村松画廊、コバヤシ画廊、ギャラリー現、巷房、 ギャラリーなつか、GALERIE SOL、ギャラリ ー・アートポイント(銀座)、ギャラリー山口 (京橋)、ギャラリー砂翁&トモス(日本橋)、 柳沢画廊(浦和)、アートガーデン(岡山) 【主なグループ展】(1995年以降) 東京国際ミニプリント・トリエンナーレ(1, 2,4回多摩美術大学美術館)、PRINT WORK vol.4(ギャラリーなつか)TRACE展(GALERIE SOL)Okayama Prints Collection( テ トラヘドロン:岡山)神戸アートマルシェ 2011、2012(神戸メリケンパークオリエン タルホテル)、つなぐ=ひと+ところ+とき、2012様々な邂逅(あーとらんどギャラリー) 以上
2013年9月5日(木)〜22日(日) 休 廊:火曜(予約営業)、水曜 出 品:ペインティング、鉛筆画‥‥ 約25点
<ギャラリートーク>「影響を受けたアーティストと自らの表現」 ■ 日 時 : 9月8日(日) 午後2時 〜 ■ 会 場 : あーとらんど ギャラリー ■ 参加費 : 500円(ドリンク付き) 制作黎明期から、現在まで影響を受けたアーティストを自らの表現と共に語ります。 是非お誘い合わせの上、トークにご参加下さい。 <ギャラリートークのお礼> ギャラリートークには、多くの皆様方にご参加をいただき、有意義に終了する ことができました。心からお礼申し上げます。 尚、今回ご参加いただけなかった皆様にも、トークの主要な部分をお聞きいた だけるように、トークの画像、テキスト、音声を下記にアップしましたので、 ご参照下さい。 ■ トークの画像、テキスト、音声 ■ ・トークの画像は、「こちら」をクリックしてご覧下さい。 ・トークのテキストは「こちら」からご覧下さい。 ・トークの音声は、掲載しているテキストに従って下記のように分割しています ので、ご興味のある所からお聞き下さい。 尚、 高木さんのトークの中で登場する美術家の略歴は「こちら」をご覧下さい。 音声 01(03:15) 1. 美術家を志した動機 音声 02(07:51) 2. 版画と高原先生との出会い 音声 03 (03:26) 3. 現代美術と森俊夫氏との出会い 音声 04(10:34) 4. ペインティングへの回帰 音声 05(07:17) 5. 現在、そして今後への表現 以上
<美術家の文章> 個展に寄せる言葉 高木俊宏
私にとっての美術表現は自分というフィルターを通した小さな現実の投影です。何気ない日常の中で語りかけてくる風物、その暗喩にとんだ魅力的で興味深い姿を伝えるために色彩や形など表現要素を問い直しながら、表現しています。
ペインティングの作品はアクリル絵の具と岩絵の具を使います。最近2,3年は特に鉛筆によるドローイングに興味を持って取り組んでいます。最も身近で素朴な画材によって対象物のもつ豊かな表情をよりストレートに伝えたいと思っています。
美術史の中で特に興味を持っているのは南画です。特に池大雅の作品に見られる表現の簡略化と記号性は絵画の咀嚼方法として理想的であると感じています。今回、私のペインティング作品に円やドットを中心に構成した連作がありますが、南画の表現に啓発された面も少なくありません。 以上