3人展レポート／あーとらんどギャラリー／sanninten_report／ARTLAND

企画展

3人展（横山善一＋長尾武美＋野村修三）

長尾武美「風」

2005年 4月２日（土）～ 4月 24日（日）
11:00am～8:00pm（土・日6:00pm）
休廊：4／６（水）,１２（火）,１３（水）,２０（水）
１Ｆ絵画ギャラリー　

■ 出品
　銅版画‥‥約３０点、オブジェ‥‥約３点

・野村修三『春』
・横山善一『母子像』

企画展講座

左から野村、長尾、横山

『出品作家による制作活動の紹介』
３人の出品作家にそれぞれの制作活動の
歩みをご紹介いただきます。

・日　　時：4月2日（土）18：30～　
・講　　師：横山、長尾、野村
・会　　場：あーとらんどギャラリー　
・参加費用：無料
・申込方法：電話（0877-24-0927）／直接画廊
・申込先　：TEL　0877-24-0927
　　　　　　　　info@artland-gallery.jp

横山善一

　本展は2000年度に引き続いて開催される２回目の展覧会です。木彫の本場である富山県に在住で積極的な活動を展開している木彫家、横山善一さんと野村修三さん、および当地で修業した香川県在住で木彫関係の仕事を幅広くこなしている長尾武美さんの３人の作家の最近の作品を紹介いたします。

長尾武美

　横山善一：海外の木彫展にも招待出品されるなど国際的に活躍される一方で、国内では日展を主な舞台として活動されており、造形と自然との融合を計るような彫刻を主要なテーマとしながら、母子像などの彫像や木彫レリーフなど幅広い制作をされています。

　野村修三：人物彫像を主要な制作テーマとして新制作協会を舞台に努力を重ねてきた結果、昨年晴れて新制作協会の会員に推挙され、近年生来の大盛な制作意欲でその豊かな才能を益々伸ばしつつある、将来性を期待されている作家です。

　長尾武美：日工会という舞台で工芸作品を発表し、かつ日展という舞台で彫刻作品を発表しながら、県内外の神社や生活にかかわる様々な形の木彫品を制作するなど幅広い才能を発揮しています。近年は特に器や箱ものの形をとりながら、木そのものの持つ強靱さをその造形の中に封じ込めることによって、人間には計り知れない自然の生命力の奥深さを鋭く表現しているようです。

野村修三

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