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企画展 >下嶋知子 展


下嶋知子 展   プレスリリース(2010)



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■ 下嶋知子(さげしまともこ) 略歴
 
 1975 大阪生まれ
 1998 京都造形芸術大学美術科洋画コース 卒業 
 2000 京都造形芸術大学大学院芸術研究科芸術専攻 修了

<個展2006年以降抜粋> 
 アートスペース虹(京都、06,07,08,09)
 Oギャラリーeyes(大阪、06,07)
 藍画廊(東京、08,09)
 奈義町現代美術館(岡山、09)

<グループ展2006年以降抜粋>
 real point〜平面の深化と超境
 (佐藤美術館/東京、06)
 calender for 2008(アートスペース虹、07)
 「京橋3-3-8」展(藍画廊/東京、08)
 ASYAAF2009 (旧 国軍機務司令部/韓国、09) 

<Public Collections>
 佐藤美術館
                        以上



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             下嶋知子 展
         
      会期/2010年6月6日(日)〜27日(日)
         10:00am〜6:30pm 
         休廊:6/9(水),16(水),23(水)
      会場/あーとらんど ギャラリー 
      出品/油彩画‥‥ 約20点


 あーとらんど ギャラリーでは、眩しい光に包まれたモノトーン(単一色調)の風景画で近 年注目されている大阪在住の油彩画家 下嶋知子の、香川では初めての個展を開催致します。
 下嶋は京都造形芸術大学と同大学院で油彩画を学び、在学中からグループ展等に積極的に参加、現在は東京や京都、地元の大阪を中心に個展やグループ展で活躍をしています。最近の個展では、アートスペース虹(京都、2006)、Oギャラリーeyes(大阪、2006)、藍画廊(東 京、2008)、奈義町現代美術館(岡山、2009)等で行い、グループ展は、前記の個展会場ほ か、佐藤美術館(東京、2003・04・05)や旧 国軍機務司令部(韓国、2009)で行っています。

 下嶋が眩しい光に包まれたモノトーンの風景を描き始めたのは、個展活動を本格化し始めた2006年前後。この年の大作「Horizont」は、空、海原、波頭からなる光が溢れる海景を青色のトーン(色調)でまとめ、具象とも抽象ともとれる表現方法で描いています。その後もこの傾向は続き、2007年の大作「Landshaft」では、陸の広がりのある風景を展開し、空、樹林、草原、湖を緑色のトーンでまとめています。2009年に入ると、案内状に掲載している「untitled」の作品のように、輝いてぼんやりとかずむテントのようなものを画面全体に描いています。真夏を蘇らせる赤色のトーンで全体をまとめ、樹林の梢が光を浴びてキラキラ輝き、 開いたテントから垣間見える眩しいばかりの光景。樹間のテントで家族と過ごした懐かしい一光景を描いた具象画とも、心に浮かんだ心象風景を描いた抽象画ともつかない作品です。

 モノトーンで、具象とも抽象ともつかない下嶋の絵。その表現の特徴や狙いはどこにあるの か、3つのキーワード、「輪郭のぼかし」,「モノトーン(単一色調)」,「写真のような表面」を手がかりに考えてみます。
 まず、輪郭のぼかし。下嶋の絵の場合、具象とも抽象ともつかない二重性を生む大きな要因 は、このぼかしにあります。案内状掲載の「untitled」の絵の例では、テントを想起させる具象のようなイメージを、強い日差しを利用してかすんで見えるように輪郭をぼかして描いてい ます。その結果、テントと外の空間が均一に近づいて、モノと空間という関係からモノとモノ、もしくは空間と空間の関係に変わり、抽象のイメージにも受け取れるようになります。下嶋の絵画に新鮮な感覚を覚えるのは、このようなイメージの二重性にあるのかも知れません。
 次に、モノトーン。豊かな自然の風景を彩る複雑で多様な色彩を、青や赤などの単一の色調(モノトーン)に置き換えることにより、描かれた風景の現実感が次第に薄れ、不要な情報が省略された記憶の中の風景に近づいて行きます。その結果、モノトーンの効果は現実と記憶とを行き交うような二重性を孕んだ風景を生み出し、新鮮な感覚を生み出すもう一つの要因になっているようです。
 最後は、写真のような表面。キャンバスの表面に絵の具を塗った痕跡を残さず、写真のような絵肌にすることで、描かれた景色なのか、撮された景色なのかその境界がぼやけてきます。描かれた景色を限りなく描かれていない景色に近づけるために、下嶋は丹念に絵の具を塗り重ね、景色が自ら意志を持ってキャンバスの上に立ち上がってくるまで筆を置きません。この強靱な姿勢が下嶋の絵画の持つリアリティーを支えているようです。

 今展では、最新作と近作を織り交ぜて、下嶋の最近の活動を見ていただける作品を約20点出品致します。是非下嶋の絵画世界をお楽しみください。                                敬具

                          (文責:山下高志)


 



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