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関 正和
プレスリリース(2006年)


「水辺の風景」
油彩 72.7×91.0cm(30F) 2006

関 正和 SEKI Masakazu 略歴
1933 香川県丸亀市に生れる
1948 香川県展奨励賞受賞
1950 行動美術展入選
1952 自由美術展入選
1954 上京、井上長三郎先生に師事
1957 自由美術協会会員となる
1968 自由美術展自由美術賞受賞
1969 現代美術選抜展(文化庁)出品
1982 東京展賞受賞
1985 香川県展審査員となる
香川県文化会館に作品収蔵
1986 ヨーロッパ滞在(フランス、イタリア、スペイン、イギリス)
1992 香川県文化会館にて個展
1994 丸亀市立資料館にて個展
2001 Galerie Lichtblickにて個展(ベルリン)
ヨーロッパ滞在(ドイツ、オランダ、チェコ)

■現 在:自由美術協会会員

 
関 正和 展

   会期/2006年 11月4日(土)〜11月26日(日)
      11:00am〜8:00pm(土・日6:00pm)
      休廊:11/8(水),14(火),15(水),22(水)
   会場/あーとらんど ギャラリー 
   出品/油彩画 ‥‥‥ 約 30 点

 あーとらんど ギャラリーでは、関 正和さんの新作油彩画の展覧会を開催します。関さんは、1933年に丸亀に生まれ、現在東京を拠点に活動しています。
 関さんはこれまで『絵になる、絵にならない』というタイトルで企画展講座を展開されていますが、今回はその副題として「余白」を取り上げられました。その意味するところを解説いただきましたので、以下に紹介します。


「余白」<描かれたところ、描かれないところ>
             (文:関 正和)

 対象物を描くとき、興味のあるところだけを描いてそのモノの周り、余ったところをいわゆるバックという意識で「余白」をとらえている傾向があります。
 これは、西洋画が日本に入ってきて、バックといういい方がされたのですが、その本来の意味を取り違えています。
 東洋や日本の古典の絵画は特に「余白」というものが重要視されています。描かれているところも、描かれていないところも同価値です。時には、描かれていないところの方が重要な場合があります。西洋画の場合は東洋と違って「余白」の意味がより合理的ですが。
 いづれにしろ、そのモノだけを描写して周りは放ったらかし、余ったから適当な色を塗りましたでは絵になりません。描かれていないところが画面でモノになっていなければ描かれたところもモノになっていないのです。                    (以上)

 今回の展覧会では、小品から30号までの新作の油彩画を約30点出品致します。毎年のように新たな境地を模索しながら、半具象のイメージの展開に心身共に打ち込んでいます。その成果を是非お楽しみいただきますようご案内申し上げます。
 尚、下記の企画展講座を開催しますので、是非多くの方にご参加いただきますようご案内申し上げます。         敬具

 ■企画展講座 『絵になる、絵にならない』 〜 余 白 〜

   人物をテーマに、「描かれたところ」と「描かれていない
   ところ(余白)」が同じ価値を持つようにするには、どの
   ように描けば良いのか実践で学びます。ぜひご参加下さい。

  日  時 : 11月5日(日)午後 2:00〜4:00
  講  師 : 関 正和  
  参加費用 : 2,000円(材料代含む)
  申込締切 : 11月3日(金)まで
  会場及び : あーとらんどギャラリー
   申込先   (TEL0877-24-0927)


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