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Hayashi Takahiko Exhibition


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■ 略歴

1961 岐阜県に生まれる 
1985 武蔵野美術大学油絵科卒業 
1987 東京芸術大学大学院版画専攻修了
受賞
1986 第54回日本版画協会展 版画協会賞 
1987 第3回西武美術館版画大賞展 優秀賞 
1989 第19回現代日本美術展 東京都美術館賞 
1992 第21回現代日本美術展 ブリジストン美術館賞
ティーチング
1989〜1992 武蔵野美術大学にて銅版画の非常勤講師
1993, 1994  沖縄県立芸術大学にて銅版画非常勤講師 (集中講義)
2006〜2009 女子美術大学にて銅版画の非常勤講師
2010〜2013 女子美術大学院にて非常勤講師
美術館展示
1994 シガ・アニュアル94・版の宇宙(滋賀県立近代美術館)
1997 現代日本美術の動勢 版/写すこと/の試み(富山県立近代美術館)
2005 SIPA2005 日本現代版画展(Hangram美術館、ソウル、韓国)
2007 On the Cutting Edge-Japanese Contemporary Prints
    (米国議会図書館/合衆国)
2007 Japanese Prints: Word/Poem/Picture(ロサンゼルスカウンティ美術館)
2009 Artist proof展(チェスタービーティーライブラリー/Dublin, Ireland)
2010 収蔵品展033 ジオメトリック・イメージズ
    (東京オペラシティアートギャラリー)
2015 収蔵品展050 木を彫る(東京オペラシティアートギャラリー)
2017 岐阜の版画(岐阜県美術館)
パブリックコレクション
国立国際美術館、東京都現代美術館、大阪府立現代美術センター、滋賀県立近代美術館、岐阜県美術館、豊橋市立美術博物館、黒部市立美術館、セゾン美術館、ブリジストン美術館、東京オペラシティアートギャラリー(寺田コレクション)、 武蔵野美術大学資料図書館、国立台湾文学館、クイーンズランド州立美術館(オーストラリア)、ニュウサウスウエールズ州立美術館(オーストラリア)、アルバータ州立大学(カナダ)、ポートランド美術館(USA)、ロサンゼルスカウンティ美術館(USA)、ワシントン米国議会図書館(USA)
チェスタービーティーライブラリー(アイルランド)、Oregon Health & Science University, Portland, OR(USA)
DBG Architects, Portland, OR(USA), Jordan Schnitzer Print Collection, Portland, OR(USA)




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林 孝彦 展


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2017年10月8日(日)〜10月29日(日) 

10:00am〜6:30pm
火曜(予約営業)、休廊:水曜
出 品:ミクストメディア、ドローイング、ガラス絵、銅版画 
                 ‥‥20余点

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<出品作家のリーフレッット>
 以下からご覧下さい。
  ■ リーフレットの表面
  ■ リーフレットの中面 

<出品作品と展示風景>
  ■
展示風景 「こちら」からご覧下さい。   
  ■
出品作品 「こちら」からご覧下さい。

    上記で表示できない場合は、 「こちら」からご覧下さい。
   

 作品価格は、TEL 0877-24-0927、または、 
 E-mail : sales@artland-gallery.jpでお問い
 合わせ下さい。


  作品のご注文、お問い合わせは、TEL 0877-24-0927、または、
  E-mail : sales@artland-gallery.jpでお願いいたします。


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<オープニング 茶話会>
 本茶話会は終了。有り難うございました。

「えかき」であり続ける為に  林 孝彦  

  日 時:10月8日(日) 11時〜12時30分
  会 場:あーとらんどギャラリー
  参加費:無 料

 美大在学中の83年、銅版画とドローイングの個展活動を開始。制作者として
 作品を精力的に発表すると同時に、自らの立ち位置を言葉でも発信続けてきた
 その作家活動は、今や舞台をインターネットにも展開されています。

 その制作者としての在り方を、今回忌憚なく語っていただきます。お茶を
 いただきながら林さんと会話を交えて、お楽しみ下さい。
 皆様のご参加をお待ちしております。

  ・求職しないという選択 ー 立場で判断行動しない決断
  ・作品に従って自ら行くという選択 ー 展覧会の旅
  ・今、作品に従って行くことがもたらす変化 ー インターネットが
    変えていくもの

  上記は「茶話会の案内画像」に掲載しています。


  オープニングトークの音声と画像
   前半部、および後半部は、林さんのトークに参加者の質疑応答が収録されています。
   
   尚、前半部は最初の部分が収録されていませんので、途中からとなります。
   林さ、並びに参加者のの音声はマイクを通していませんので、聞き取りにくい箇所
   がありますが、ご了解下さい。

    音声 01(30:35)  前半部 林さんのトーク(参加者の質疑応答も含む)

    音声 02(27:23)  後半部 林さんのトーク(参加者の質疑応答も含む)



 <茶話会の一断面>
   オープニング茶話会は、11時から開始。司会(山下)の挨拶と紹介が終わると
   絵のみでなく言葉でも発信を続けて来た「えかき」としての林さんは、用意して
   きたスライドを横にして、とりあえず参加者と近づいて話したいと椅子を移動、
   自分が何故「えかき」になったのか、なれたのか、幼い時からの記憶をたどりな
   がら「えかきロード」のストーリーが始まりました。

   高校2年夏から本格的に絵の勉強に取り組み、父親の反対にもかかわらず芸大受
   験、そして失敗。このときの苦い経験から現在の活動のバックグラウンドに繋が
   る・・・「絵で稼ぐためには、それを拡めなければならない」という考えが芽生
   えた瞬間でした。
   その後の美大の時代の教授から評価を得られない状況に「自分がえかきであって
   いいのか」という疑問を抱きながら、もうこれで区切りを付けようと考えている
   矢先に賞を受け、その後トントンとえかきロードがオープンして行ったとのこと。
 
   次第にトピックスは作品制作の細部に移り、下書きなしで制作を始め、イメージが
   繰り返しになる手前で描くのを止め、一つの作品は同じ気持ちで集中できる状態の
   ときだけ描き続けることなど、参加者からの鋭い質問にクイックレスポンスしなが
   ら、気がつくと1時間30分は用意したスライドを全く使わずトークが終了してし
   まいました。

   参加者の皆様もスライドを見ないで終わるのも納得できないようでしたので、続い
   て、林さんが5年も前から進めている作品のネット化を解説・・・ピンタレストや
   タンブラー、更にはインスタグラムやツイッター等、凄まじい勢いで拡大し続けて
   いるデジタル世界への積極的なエントリーをすすめ、その効果が芽生え始めている
   との嬉しいエンディングニュースを聞くことができたスライドショーでした。
                    
                              (文責:山下高志)


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  下記は、時間内に紹介できなかったスライドショー。

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         個展に寄せて   
                       林 孝彦

 
大震災や原発事故のような人知を超えた大災害を前に、私にとって私の作品の力って?と問い返さざるを得ない気持ちになる。落ち込んだ日々の中でも、気持ちを高揚させ、勇気や元気を人々に与えてくれる暖かい食べ物、暖かい部屋、暖かなお風呂はきっと、つらい体に染み渡る。そして、うつむいて打ちひしがれていようとも、誰の耳にも届けることのできる音楽や語りや笑いを届けてくれる芸能たちもつらい心に染み渡るだろう。そんな力持ちはすばらしいものだ。

 絵の力は非力の力。ぽつんと向き合う小さな鏡。一人になって向き合って、作者の創作のたったひとりの模索の中でたどり着いた安らぎをともにできる。語られるものは、見る人から問いかけられて初めてつながっていく。それぞれに、ぽつんと向き合ったときに、そこにある。無力なんかじゃあないと信じている。
                          
 
          制作スタイルについて

 作品を持って全国の画廊回りをした20代。私の作品の届け先はあるのか、自ら直接知りたいという思い一つでした。わからないことは誰かれなく恥を承知で自ら出向いて回るのはその頃も今も変わらない。

  今後も作品を届けることを生業としていくために、パソコンに向っている今は50代。違って見えても思いは同じです。流行らないマイナーなテーマでも、大切な事であるならば、それを今きちんと存立させて行けるのがクリエーティビティーであり、そのために働き続けたいと願っています。

 具体的には、自立できる表現を一個人として続け、各地の画廊で発表。1985年以来の個展数は174。近年は、グローバルにグループ展やアートフェアーにも出品するとともにTumblr、pinterestなどSNSを通じたonlineでの作品や考え方を発信をしています。フォロワー数は27,000人を超えました。

 また、Little Christmas-小さな版画展の企画を通じ、新しい形での個の連携を探る試みを全国の画廊と世代を超えた作家たちとで続けています。
 個人宅で飾られる比較的小さな作品制作を基本にしながらも、パブリックコレクションとしても5カ国22施設、寄贈、寄託作品を含め100点を超えました。




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