■ 略 歴 1981 広島県福山市出身 2004 大阪芸術大学芸術計画学科卒業 2004 大阪芸術大学染織テキスタイルデザイン 学科研究生 2004 イタリア国立トリノアカデミア芸術学院 舞台美術科入学 現在 日本、イタリア、スイス、スペイン、オー ストリア、韓国。香港等各地で個展、グル ープ展開催、劇場 、ファションショー等の アートディレクションも手掛ける。 イタリア、トリノ在住 日本、及びアジア、ヨーロッパで展覧会 多数開催 以上
2015年 ５月９日（土）〜 24 日（日） 10:00am〜6:30pm 火曜（予約営業）、休廊：水曜 出 品：新作 United colorsシリーズ‥‥ 20余点 ＜オープニング トーク＞ 終了、有り難うございました。 5月9日（土） 18時〜21時 展示作品に基づいて、参加者の皆様と会話を交えながら、それを制作する 理由や背景について理解を深める集いです。皆様のご参加をお待ちして おります。 ＜出品作品と展示風景＞ ■ 展示風景 「こちら」からご覧下さい。 ■ 出品作品 「こちら」からご覧下さい。 作品価格は、TEL 0877-24-0927、または、 E-mail : sales@artland-gallery.jpでお問い合わせ下さい。
＜美術家の文章＞ 個展に寄せて 櫻井伸也 イタリアに単身渡りトリノを拠点に生活をし始め、奇妙に感じた事は、ヨーロ ッパの人々がイメージする日本、そして自分の生まれた町、広島に対する認識のズレだった。それは、今まで日本で生活していた時には、意識した事が全く無く内から見る目と外から見た目では、これ程ズレがあるのかと強く感じた。 そのズレを表現の対象にする事が私の作品制作の大きな核となり、そこから、愛や平和といった世界共通の記号のハートを絵画作品の中に多用する事となっ た。それは、世界中の人々にそれぞれのヒロシマがあり、そのイメージをもう 一度考え直す契機の作品を制作したいとの思いからだった。 こうした思いは、長らく私が、生活するイタリアに対する日本を含め外から視たイメージのギャップにも繋がって行った。そのギャップを問い直す為、イタリアの日常的な記号であるカトリックのクロスやマドンナのメダル、イタリアンモードの象徴であるボタンを絵画の中に刻みつける事でそれを見た人々にそれぞれが思うカトリックやイタリアンモードのイメージが立ち現れるのである。 長年異国の地で暮らし作品を制作する事は、自分の出自をもう一度、反芻する契機となった。そうした中で制作された作品は、まるで自分の体の一部と錯覚する程、自分自身を現しているのかもしれない。 以上
