営業時間:午前10:00 〜午後6:30
火(予約営業)・休廊:水曜

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  周 豪 新作版画 展
|作品カタログ|略歴・プレス|
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■ 略 歴
1960 中国上海市生まれ、1983 私費留学にて来日、1987 小山敬三美術振興財団奨学金を受ける、1988 武蔵野美術大学造形学部油絵学科版画コース卒業、1989 日本政府(文部省)奨学金を受ける、1990 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻版画コース修了。2004 早稲田大学芸術学校非常勤講師、2005 ワークショップ特別講師(宇都宮美術館)、2008,10 Atelier Rémy Bucciali (フランス)にて銅版画制作。

● 主な収蔵先
ボストン美術館 (アメリカ)、 スミス大学美術館(アメリカ)、 町田市立国際版画美術館(日本)、 ポスター美術館(フランス)、国立美術館(ポーランド)、 武蔵野美術大学美術資料図書館(日本)、 Centre of international Graphic Work( ノルウエー)、神州版画美術館(中国)、 多摩美術大学美術館(日本)、 関口美術館(日本)。
 

1960 Born in Shanghai, China. 1983 arrived in Japan to study at private expense. 1987 Awarded the Koyama Keizo Foundation for promotion of fine arts Scholarship. 1988 Graduated from Musashino Art University, Japan. 1989 Granted the Japanese Government Scholarship. 1990 Finished Master's Program at Musashino Art University,Japan. 2004 Instructor: Art and Architecture. School of Waseda University 2005 A Instructor for a workshop at Utsnomiya Museum of Art. 2008, 10 Make the aquatints at Atelier Rémy Bucciali, Colmar, France.

Important Public Collections
Museum of Fine Arts, Boston. America. Smith College Museum of Art ,America. Machida City Museum of Graphic Arts,Japan. Paris Museum of Graphic Art,France. Kracow National Museum,Porland. Centre of international Graphic Work,Norway. Musasino art University Museum & LIbrary,Japan. Cathay Print Museum,China. Tama Art University Museum, Japan. Sekiguchi Museum, Japan.


 
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「簡素」ゆえに「豊饒」  周 豪

 日本には面を付けて演じる古典舞台芸術ー「能」がある。あの能面に凝固された表情が一層表情し、あの緩慢たる所作が一層生命の律動を思わせる、その不思議さに東洋の美意識の深奥に感服すると同時に、一東洋人としての誇りを味わうものだ。

 僕にとっての絵画とは、余計な物を消し去った結果である。消し去ることで、却って豊かさを獲得することに神秘を感ずる。「簡素」ゆえに「豊饒」。目指すところは、形も色も絵の後ろから生まれて来たかのような画面、絵にした絵ではなく、絵になった絵である。

 表現としての必然性は材料によって導き出されるものである。自然さをはずさない限り、すべては「真」となる。「美」がその自然さという名の「風」に乗ってはじめて自由に舞うと思う。
                     

  Simplicity creates richness   Zhou Hao

“Noh”, derived from the Sino-Japanese word for “skill”or “talent”, is a major form of the classical Japanese musical drama performed since the 13th century. Many characters are masked. The masks express without words the essence of emotion of characters and slow body movements.

My works look simple since unnecessary embellishment has been removed to highlight the hidden richness of simplicity.

Also the paint and canvas used are kept close to their nature, avoiding superfluous manipulation or refinement. Thus, art can flow freely from my hands.


周 豪 展 
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2014年10月9日(木)〜26日(日)

10:00am〜6:30pm
休 廊:火曜(予約営業)、水曜
出 品:油彩画、墨絵‥‥ 約20点

  <出品作家のリーフレッット>
    以下からご覧下さい。
    ■ リーフレットの中面 
    ■ リーフレットの表面
  <出品作品>
   
「こちら」からご覧下さい。 
  <展示風景>
    「こちら」からご覧下さい。


 作品価格は、TEL 0877-24-0927、または、
 E-mail : sales@artland-gallery.jpでお問い合わせ下さい。

     <オープニングイベント>
 周豪さんを囲んで下記のオープニングイベントを開催致しますのでお忙しいとは存じますが、お気軽にご出席賜わりますようご案内申し上げます。
 日 時  : 10月 11日(土)17:00〜18:30 
 会 場  : あーとらんど ギャラリー
 参加費用 : 無 料
  盛況裏に終了、有り難うございました。
  「収録音声」は、下記をご覧下さい。
 
  フェースブックにもアップしていますのでご参照下さい。

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周豪・回想録「絵描きになりたい少年の話」をベースに、周さんが、文化大革命という激動の時代に育ち、日本留学を果たして今日に至るまでの歩みをお話しいただきながら、政治から文化まで密接に関わり続けてきた中国ー日本の文化状況をも含めて、皆様といっしょに語り合います。          
尚、周豪・回想録「絵描きになりたい少年の話」は、下記のHPアドレスでご覧になれますので、ご一読いただければ幸いです。
周豪・回想録;「こちら」からご覧下さい。もし、ご覧になれない場合は、HPアドレス http://www.zh1920.com/Memoirs_hui_yi_lu.html
からご覧下さい。

<周豪・回想録「絵描きになりたい少年の話」の一節>  
 「1966年、十年に渡る「文革」(全称:無産階級文化大革命)が始まった。 周囲の天変地変は丁度六歳だった僕には恐怖と驚きというよりも、ドラマーのワンシーンのようだった。幸も不幸も僕の小学から高校までの時期がこれに重なっていた。••••••••••••••••
 当時、街中の至る所に、革命ポスターと政治漫画まじりの壁新聞、「これが美術だ」と、結果的にそれらは僕の絵におけるファーストレッスンだった。今にして思えば、それらの様式化された絵は決して上手とは言えないが、強烈なインパクトがあった。」



周豪展トークの音声
 周豪さんはトークを終えて、ホッとされていた様子。今回ご参加いただけなかった皆様にも、周さんのトークをお聞きいただけるように、トークの音声を下記にアップしましたので、お聞きください。
 周豪さんの話だけを聞きたい方は<回想と対話編>を、全体を聞きたい方は<全体編>をご参照ください。
 尚、収録音声が小さいので、ボリュームを上げてお聞きください。


           <回想と対話編>

 周豪さん自身の回想録トークは、音声02でお聞き下さい。その後の参加者の質問に対する回答や、対話の中で周さんの考えが述べられている部分は、対話01から対話11でお聞き下さい。
 尚、全体の音声は、対話11の下に掲載している「音声01ー音声04」の 処でお聞き下さい。

 音声02 周豪さんの回想録編  (13分13秒)

 対話01(28秒) 小さい頃の事
 対話02(2分1秒)具象から抽象への変遷の理由は何でしょうか? 
 対話03(1分1秒)「表現としての必然性は材料によって導きだされる
          ものである(註1)」との「材料」とは「画くテー
          マ」なのか、 「絵具や画布など」なの でしょうか?
 対話04(1分28秒)「能(註2)」は具体的にどのように影響していますか?
 対話05(21秒) 「禅」は具体的にどのように影響していますか?
 対話06(19秒) 「形も色も絵の後ろから生まれて来たかのような
           画面」をめざされるのは、日本に来られた影響
           でしょうか?
 対話07(2分26秒)何を考えて、もしくは、考えながら描くので
           しょうか?
 対話08(1分41秒)作品の中に文字に見えるものもがありますが、
           意識されていますか?
 対話09(1分23秒)究極の絵とは、無地の絵でしょうか? 
 対話10(1分21秒)「抽象画は判らない」という意識をどう思われ
           ますか?
 対話11(1分12秒)ギリギリの色味に抑えるのは、どのような
           心境からでしょうか?


           <全体編>

 周豪トークの全体の音声は、以下の4つに分けて編集しています。
 ( )の中の数値は収録時間です。

 以下の記述で「投票」とは、今回の個展に出品されている油彩
 作品18点と墨絵作品 7点の中から、参加者にそれぞれ好きな作品
 を1ー2点投票(作品の横にポストイットを貼付)していただき
 ました。

  音声01 挨拶と投票説明編   (01分53秒)
  音声02 周豪さんの回想録編  (13分13秒) 
  音声03 周豪ー参加者の対話編 (21分14秒) 
  音声04 投票結果の対話編   (46分02秒) 


 註1 周豪さんの書かれた「簡素」ゆえに「豊饒」(左側の欄の下側を
    参照) の中の記述を参照。
 註2 同上                            
                              以上

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