HARA Hiroshi Exhibition
|作品カタログ|
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■ 略 歴
1956 高松市に生まれ 79 多摩美術大学絵画科卒業
<個展 07年以降>2007・08・11 ギャラリーなつか(東京) 08 Art Beatus Gallery(バンクーバー・カナダ) 2012 あーとらんどギャラリー(丸亀市)
<公募展・グループ展>2004〜11 Zikken展(茨城県陶芸美術館・四国ものづくり学校)05・08・11 トリエンナーレ豊橋星野眞吾賞展(豊橋市美術博物館) 06〜08 アートナウKANAZAWA(金沢21世紀美術館) 08〜10 アートフェア東京 10 別府アジアビエンナーレ2010-絵画(別府市美術館)、ART HK10(香港) 2012「monohouse2012」展ギャラリーArtizan(東京) 「Art Taipei 2012」 Taipei World Trade Center (Taiwan)「Japan artists exhibition 」Agora gallry (New York) 2013 かがわ・山なみ芸術祭
                   以上


原 博史 展 
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2014年1月11日(土)〜30日(木)

10:00am〜6:30pm
休 廊:火曜(予約営業)、水曜
出 品:手漉き和紙に墨を用いたドローイング及び油彩画‥‥約10点

〈ギャラリートーク〉 『アートイベントと表現活動J
実行委員として関わった「かがわ・山なみ芸術祭J 及び自身の表現活動について
語ります。
・日 時   :  1 月12 日(日)) 午後2時〜
・会 場   :  あーとらんど ギャラリー
・参 加 費 :  無 料


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<美術家の文章>

          個展に寄せる言葉    原 博史

 9年間和紙と墨の表現の可能性を追求してきた。動機は、制作者と素材との関係を見つめ直すこと、素材の持つ美を感じ取り大切にすること、その為にミニマルな表現を心がけること以上3点を特に気にしながらの表現活動であった。十分なものであったとは思えないがさらに進化させる為の模索として今回、油彩絵の具、キャンバス表現との対比を試みて素の美をもう少し深めて感じ取ろうと試みた。
制作に際してイメージを排して行為自体を重視しようと考えていたがいつからか自然現象に則したタイトルをつけるようになった。実際制作においては、具体的にイメージすることなく抽象的な感性で感じとる自然観である。そこには光の現象も含まれる。
 観念的な光である。「明」と「暗」、「生」と「死」、「光」「闇」などが感じられるが画面を2つにわけ両者を隔てるのではなく境目を曖昧にしたグラデーションを多用し二元論的にならず一体として表現した。こうした点は継続しながらも表現素材を対比させることで新たな展開が生まれると信じている。
                                   以上